ソチオリンピックを記念して-2
そうこうしているうちにソチオリンピックも終盤を迎えておりますが、まだまだドラマがたくさん生まれそうで寝不足の日々が続きます。で、このブログでは引き続き、そんなドラマの舞台となっているロシア(ソビエト)の切手を紹介。この2枚はどちらも、ロシアがまだソビエト社会主義共和国連邦だったときのもの。下の白い方は1966年発行ですが、上の青いやつは不明(1975年かなあ)。そしてボクはロシア語が一切判らないので...
View Articleソチオリンピックを記念して-3
あ〜、さまざなドラマを生みだしたソチオリンピックがとうとう終わってしまいました。今回のオリンピックはひときわ人間ドラマに満ちていた気もします。閉会式のホッキョクグマの涙に、思わずボクももらい泣き寸前で悶絶。というわけでこのオリンピック記念シリーズもこの回で終わりにしようと思います。なのでボクのもっているこんなコレクションをご紹介。とある切手屋さんで見つけた一冊です。こんなふうに、いろいろな切手が無造...
View Article切手の買い方
だいぶ久しぶりの更新となってしまいました。……もうGWですものねえ。やあ、時間が経つのが早すぎてびびります。ところで先日、「普段どういうところで切手を買っているのか」というご質問をいただきました。ありがとうございます。以前もチラッと書きましたが、ボクが集めている切手に「入手しづらい」とか「希少価値が高い」というものはま~ったくなくて、むしろ手に入れやすく見つけやすいものばかりです。なので、入手先も特...
View Articleワールドカップ ブラジル大会!
だいぶ久しぶりの更新になってしまったので、ボクの顔を忘れてしまった人も多いかと。はい、ご無沙汰してました。切手ネコのふうじんです。はじまりましたね、4年に一度のワールドカップ。そして、早くも日本は初戦で逆転負け……。幸先の悪いスタートになってしまいましたが、これから挽回してくれることを信じております。さて、開催地であるブラジルの切手は、ボクも割ともっているんですが、ほとんど全部がオスカー・ニーマイヤ...
View Article対ギリシャ戦のあとに
今朝、早起きしたみなさま、今ねむいでしょう。きっと。早起きした甲斐があったんだかなかったんだか……。日本のワールドカップブラジル大会の日本は、もしかしたら次が最後の試合になっちゃうかもしれませんね。不吉なことを言うのはやめて、今日対戦したギリシャの切手をご紹介。ボクがもっているのはこの2枚だけです。1枚目はこれ。ギリシャの航空会社である「オリンピック航空」の大西洋便が就航したのを記念して発行された...
View Article8強マイナス2
日本にとってはあっという間に終わってしまった今年のワールドカップですが、試合自体は続いているわけで……。今日(明日?)からはいよいよベスト4が決まる大事な試合ですね。これまで出そろった8強の国々の切手をご紹介しようと思ったのですが、残念ながらボク、コスタリカとコロンビアの切手を持っていませんでした。そして再三ブラジル切手は紹介してきたので、それも省略。というわけで5カ国になってしまいますがそれぞれの...
View Articleきてね♥
こんにちは。切手ネコふうじんです。あをぐみショールーム【place by awo】ではボクがこれまで集めてきた切手の一部を放出する「切手大好きマルシェ」がはじまりました。海外の切手市とかで買ってきた切手を未使用・使用済み含め、いろいろと取りそろえて販売中。これまでも多くの人に喜んでいただけてボクとしてもうれしいかぎりでございます。これを機に、ぜひ切手の魅力をビリビリと感じちゃってください。
View Articleおどろきの切手 part1
世界はあんまりにも広くて、毎日毎日どこかの国でいろいろな切手が発行されています。そのなかにはワオと驚くようなものもたくさんあるわけで……。今後時々はそういう“ワオ切手(ふうじん用語です)”のいくつかを紹介していきたいと思います。栄えある1回目はこれよこれこれ。始め見た時はさすがのボクちゃんもギョッとしました。見たまんまのゲイ切手でございます。これはフィンランド本国では今年の9月に発行されたもの。フィ...
View Articleニルス切手もあるよ!
こんにちは。松本は結構雪が降りましたがみなさま、お元気ですか?切手ネコふうじんでございます。昨日、あをぐみÖがニルスの話をしていましたがニルスといえばこんな切手もあります。日本のニルスは少年という感じだけど、ドイツのニルスは何だか妖精っぽい感じ。こちらはスウェーデンの切手。写実的なモルテンが素敵。僕のコレクションは建築とデザインが中心なのでこういう切手はイレギュラー。でもかわいいからついつい買ってし...
View Articleハーブ・ルバリンその1
やっと春の気配が感じられるようになりましたね。ご無沙汰しておりましたが切手ネコのふうじんです。さて、ここしばらくゆるい話題が続いてたので原点に戻るべく、デザイナーズ切手の話……特に『あの巨匠のデザイン切手』シリーズを再開したいと思います。以前紹介したレイモンド・ローウィー切手に続く話題として、ローウィーとほぼ同時代(ちょっと遅れ)に同じくアメリカで活躍したデザイナー、ハーブ・ルバリン(1918~19...
View Articleハーブ・ルバリンその2
前回に続き、アメリカの伝説的デザイナー、ルバリンの話を。彼の全仕事の中で特に有名なのは、編集者ラルフ・ギンズバーグとタッグを組んで世に問うた雑誌『エロス』『ファクト』『アヴァンギャルド』の3つでしょうね(……あをぐみÄイチオシの『MOTHER&CHILD』誌もそこに加えたいところですが、この雑誌、残念ながら出版されずじまいに終わっているのです)。これらの3雑誌は現在、ネット上や古本屋さんで高...
View Article大阪万博切手 その2
前回の「その1」からだいぶ時が経ってしまいましたが、大阪万博の切手について。同万博を記念した記念切手は、日本だけでなく世界各国で発行されています。こちらの切手はルーマニアが発行したもの。東大寺七重塔を再現した古河グループのパヴィリオンがモチーフになっています。近未来的建築ばかりの会場でこの外観は目を引いたでしょうね。高さも相当なもので、金色の相輪部分も入れると約85m。ほんまもんの東大寺の七重塔は西...
View Article大阪万博切手 その3
大阪万博切手についていろいろ書いてみましたが、その3からはふうじんが集めた切手をお見せしましょう。まずはアラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつであり、ドバイ、アブダビに続く第三の存在であるシャールジャ首長国のもの。太陽の塔がドーンと象徴的に聳えるデザインですが、その足下にある建物はサウジアラビア館です。実際の位置関係はもちろんこんな感じではなかったわけですが、なかなかしっくりきています。こちらも同...
View Article大阪万博切手 その4
どんどん行きます、ふうじんコレクション。こちらはアフリカ中央部に位置するチャド共和国の記念切手。太陽の塔と歌舞伎役者、というオーソドックスな(?)組み合わせです。余談ですが切手……といえばチャドは最近、尖閣諸島関連の記念切手を発行して一部で話題沸騰になっていました。気になる方はググってみてください。こちらは同じくアフリカで、西側に位置するリベリア共和国の切手。リコーのパビリオンをモチーフにしています...
View Article大阪万博切手 その5
大阪万博の記念切手でデザイン的に外せないのが、今日ご紹介するオランダの切手。デザインは、戦後のオランダ……いや全ヨーロッパを代表するグラフィックデザイナーのウィム・クロウェルです。彼の偉業としては実験書体「ニューアルファベット」が有名ですが、切手の現場でもなかなか面白い仕事を残しています。この、地味ながら高いデザイン性を感じさせる記念切手もそのひとつ。クロウェルは、この切手のモチーフになっている大阪...
View Article大阪万博切手 その6
これまで5回にわたり大阪万博切手をいろいろ紹介してきましたが、今日は総まとめというか、最後の花火というか、とにかくいろいろお見せして、このたびの「大阪万博シリーズ」を締めたいと思います。ポルトガル切手。この印象的なデザインは、上から時計回りに「羅針盤」「日本へのキリスト教の紹介」「キリスト教のポルトガルと仏教の日本を示す頭文字」「象徴図と万国博マーク」ということで、何だか奥深い。きっと、ポルトガル館...
View Articleシンガポールの住宅事情
ご無沙汰してます、切手ネコのふうじんです。今日は僕のもっているシンガポールのお気に入り切手を紹介。こちらの2枚です。どこが気に入っているって、やっぱり、文字をすごく素敵にビルのデザインに重ね合わせているところですね。国土が東京23区くらいの大きさしかないシンガポールはずっと、住宅不足に悩まされてきました。この切手デザインもそんな住宅事情を反映したテーマです。ちなみにこの切手が発行された後の1970年...
View Article祝・世界遺産登録 その1
またもやだいぶご無沙汰してしまった切手ネコのふうじんです。あっという間に梅雨も明けそうですね。さて、つい2,3日前に世界遺産登録が決まった東京の国立西洋美術館。ちょうどドンピシャのタイミングでボク、訪れてました。朝方にはだいぶ人が並んでたらしいんですが、夕方に近いくらいの時間帯だと混雑もほとんどなく入れましたよ。ボクのお目当ては開催中の展覧会でしたが、建築そのものを見に来ているらしき方もたくさん。で...
View Article祝・世界遺産登録 その2
つい1,2週間ほど前のこと、ボクが東京にある切手の博物館内にある切手店で目を皿にして切手を探していたとき、後ろの方で店主に「コルビュジェの切手がほしいんですが」と相談している声が聞こえて、つい耳とヒゲがピクリ。もしかしてボクと同じ建築切手コレクター?……そんな期待がふくらみ、つい「建築系の切手を集めているんですか?」と声をかけずにおられませんでした。が、彼はNHKのスタッフの方で、「いやあ、実は国立...
View Article祝・世界遺産登録 その3
コルビュジェの偉業のひとつに、「モデュロール」があります。乱暴にいえば、それまでゴチャゴチャと統制のとれていなかった建築がらみの尺度を統一すべく、コルビュジェが人体寸法と黄金比率を使って編みだした独自の尺度、ということ。そのモデュロールを表す有名なイラスト(図解)が切手になってまして、こちらでございます。コルビュジェの生誕100年を記念してフランスから1987年に発行されました。いきなり余談ですが、...
View Article祝・世界遺産登録 その4
コルビュジェにまつわる切手を紹介する第四回目。モナコから発行されたこちらの切手です。この切手は偉人切手シリーズの一枚として発行されたものですが、なぜモナコからコルビュジェ切手?...
View Article祝・世界遺産登録 その5
ところで、コルビュジェ建築がリスト入りした世界遺産。その審議を行うユネスコの本部はフランス・パリにあります。本部ビルは1958年竣工なのですが、何とその計画には我等が(?)コルビュジェも係わっていたのですね~。っつても、これに関してはきっとコルビュジェさん、とても歯がゆい思いをしてただろうなあ……。ユネスコ本部ビルを計画するにあたり、1952年(1953年かも)に、当時建築界でバリバリ活躍していた5...
View Articleディック・ブルーナさん
お久しぶりの切手ネコふうじんです。日本では「うさこちゃん」の名で知られるミッフィー。その可愛さには猫のボクもかなり嫉妬しておりますが、ミッフィーの生みの親であるオランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが、つい3日前の16日、老衰で死去されたとニュースで知りました。89歳。オランダでは1969年のシリーズをはじめ、数々のブルーナ切手が発行されていますが、ボクが持っているのはこの1995年発行のクリスマ...
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